夜勤がつらい看護師の現状と改善策

7月 5, 2016 · Posted in · Comment 

看護師は、人の命を預かる責任重大な役割を持っています。少しのミスが深刻な医療ミスを引き起こしてしまう可能性もあり、常に気を張っていなければなりません。そのため、看護師の精神的な負担は多大なものです。
それに加えて、勤務中はほとんど立ちっぱなしか動きっぱなしです。患者の介助の際に無理な体勢をしなくてはならないこともあり、腰痛に悩まされる看護師も多くいます。また、夜勤がある場合は、日勤と夜勤の混合シフトをこなさなくてはならず生活リズムが崩れてしまい、体に不調をきたしてしまうケースもあるようです。さらに、夜勤の際は仮眠をとることができても、患者にナースコールで呼ばれたり緊急搬送があった時には、すぐに対応する必要があります。そのような時はしっかり体を休めることができず、疲れがとれないまま働かなくてはならないのです。また、一般的に夜勤は少人数勤務なので、その分人間関係も密になってきます。苦手な人と一緒に働かなくてはならないこともあり、その場合は大きな負担を感じてしまうでしょう。
このようなことから、夜勤がつらいという看護師も多く、仕事を辞めてしまう人も珍しくありません。とはいえ、せっかく資格を取得して看護師としてのキャリアを積んできたことを考えると、とてももったいないことです。そのような時は、夜勤がない職場へ転職したり、正社員であれば勤務形態をパートや派遣に変えるなどして改善していくことも重要になります。